中国電子商取引業界2位の「京東商城(JD.com)」は5月22日(現地時間)、米NASDAQ(ナスダック)に上場した。
初日の取引は、公募価格の19ドルに対して、一時20%上回るなど好調に推移し、終値は10%高となる、20.90ドルで取引を終えた。資金調達額は約17.8億ドル(約1,800億円)。
京東商城が米証券取引委員会(SEC)に提出した資料によると、同社の昨年9月末時点のアクティブユーザー数は3,580万人で、取扱商品数は昨年末の時点で2570万点。
2014年3月には中国のインターネットサービス大手の騰訊控股(テンセントホールディングス)が株式約15%を2億1500万ドルで取得しており、月間アクティブユーザー数2億人以上の人気チャットアプリ「WeChat」などからの送客を行う計画が明らかにされている。
中国電子商取引業界1位のアリババ ・グループ・ホールディングスも5月6日に米国の証券取引委員会(SEC)に新規株式公開の申請書を提出しており、調達額は150億ドルを超える規模と見られている。
京東商城(JD.com)
https://www.jd.com/