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米Amazon、ドライブスルー型のスーパー「AmazonFresh Pickup」をオープン

米Amazonは、ドライブスルー型のスーパー「AmazonFresh Pickup(アマゾンフレッシュ ピックアップ)」を発表した。すでにシアトルで2店舗をオープンしており、現在はAmazonの従業員向けにのみ営業している。一般にオープンする時期は明らかにされていないが、プライム会員向けのサービスとして無料で提供されるという。

ドライブスルー型のスーパー

「AmazonFresh Pickup」は、生鮮食品やパン、乳製品、家庭医用品などを扱うドライブスルー型のスーパー。数千種類の商品を低価格で販売するという。
注文は専用のスマートフォンアプリから事前に行い、店舗の駐車場に車を停めるだけで、従業員がトランクに注文した商品を積んでくれるというサービスだ。

ピックアップは従業員が行う。公開された動画を確認すると、棚には値段などが記載されていないため、店内は一般に開放するものではないようだ。

プライム会員であれば無制限で利用することができ、手数料はかからない。受け取りのタイミングは当日から2日後まで選択可能で、2時間単位の時間帯から選ぶことができる。
宅配サービスである「AmazonFresh」の会員であれば、注文から15分後に受け取れるサービスも提供する。
すでに同様のサービス「Walmart Grocery」をウォルマートが展開しているほか、買い物を代行してトランクに積んでくれる「Curbside」などもあり、車社会である米国においては、浸透しつつある形態のサービスだ。
日本ではこの手のサービスがまだ登場していないが、車移動が主流の地域ではこういったサービスの展開もありうるのではないだろうか。

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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