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ウォルマート、靴の通販サイト「ShoeBuy」を81億円で買収 ー 傘下のJetを強化

ウォルマートは、靴に特化した通販サイト「ShoeBuy(シューバイ)」を運営するShoeBuyを7,000万ドル(約81億円)で買収したことを発表した。
買収により、2016年8月に買収したマーケットプレイス「Jet(ジェット)」を強化する考えで、2016年12月30日に買収が完了している。
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靴に特化したECを1999年に立ち上げ

「ShoeBuy」は、1999年にオープンした靴に特化した通販サイト。現在では靴のほか、服やアクセサリーなどを扱っており、800ブランド・100万以上のアイテムを販売している。全品送料無料・交換無料を特徴だ。
ウォルマートは、ShoeBuyを買収することにより、オンラインで数百万人に靴を販売してきた知見や、豊富な品揃え、業界における強固な関係、顧客体験を高めるリッチコンテンツを手に入れ、マーケットプレイス「Jet」を強化する考え。
買収後も「ShoeBuy」の運営を継続する方針で、ShoeBuy代表のマイク・ソラベラをはじめとした200人以上の従業員は、現在の拠点であるアメリカのボストンでウォルマートのEC部門に加わることとなる。
今後も「Jet」を強化するための通販サイトの買収が続きそうだ。

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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