オンライン上で手軽に額装を頼めるサービス「Framebridge(フレームブリッジ)」を展開するFramebridgeは、SWaN & Legend Venture Partnersなどから、900万ドル(約9.6億円)を調達したことを4月21日に発表した。
これにより同社がこれまでに調達した総額は2,000万ドルとなった。
お気に入りの写真やイラストを額に入れて自宅に配送
「Framebridge」は、自分が持っている写真やイラストの額装をウェブサイトやiPhoneアプリから注文できるサービス。30種類以上のタイプから好きなフレームを選び、カラーやサイズを選択した上で、写真やイラストをアップロードするだけで注文可能。最短6日で自宅まで届けてくれる。
写真やイラストの郵送にも対応しているので、デジタルデータを持っていない場合でも注文することができる。
価格はサイズごとに設定されており、5インチのスクエアタイプで39ドル、5インチx7インチのタイプで59ドルといった形で、6段階のサイズが用意されており、一番大きい32インチ x 40インチのタイプで139ドルとなる。送料もこの中に含まれる。
同社は今回の調達に合わせ、新たにハイテクなフレーミング施設をリッチモンドにオープンすることを発表した。10万平方フィート(約9,290平方メートル)の施設は現在の約6倍の生産能力を持ち、特定の地域の配送スピードを数日早められる見込みだという。
新たに調達した資金は、マーケティングや業務提携、業務改善への取り組みのほか、新しいカスタマイズ製品やサービスの提供に向けて投資するとのことだ。
Framebridgeは、米国で50億ドルの市場があるというカスタムフレーミングマーケットにおいて、大部分のシェアを獲得することを目指し、今後も成長を続ける。
なお、現在はアメリカ国内のみを対象にサービスを提供しているが、近々カナダへの配送も開始する予定とのことだ。サービスの詳細は以前の記事でも確認できる。
Framebridge(フレームブリッジ)
https://www.framebridge.com/