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米国版フリマアプリ「Poshmark」が27億円を調達

ファッションのマーケットプレイス「Poshmark(ポッシュマーク)」を展開するPoshmark社は、 GGV Capitalから2,500万ドル(約27億4,000万円)を調達したことを4月13日(米国時間)に発表した。
2015年4月にも2,500万ドルを調達しており、これまで調達した調達額の合計は7,220万ドルとなった。
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150万人が出品する米国版フリマアプリ

「Poshmark」は、服やアクセサリーなどを個人間で売買するための女性をターゲットにファッションに特化したマーケットプレイスで、米国版フリマアプリとして代表的な存在。2011年からサービスを提供している。
お互いのクローゼットを見せ合って売買できるというのがコンセプトで、主にモバイル向けに提供している。
150万人以上の売り手と数百万人以上の買い手が利用しており、利用者は毎日7、8回アクセスし、25分間ほどを「Poshmark」に費やしているという。
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ブランドが売り手に商品を販売できる仕組みを導入

これまで個人間売買のみで提供してきた「Poshmark」だが、2015年10月にブランドがの売り手に直接販売できる新たな仕組みを取り入れた。
「Poshmark」に認定された売り手が、ブランドから商品を直接買い付け、自分のアカウントで販売できるというものだ。
センスのある売り手に対し、ブランドがアプローチできる機会を与え、新たな販売チャネルを獲得できる面白い仕組みと言えるだろう。
日本からはメルカリがアメリカで展開しているが、グローバルでシェアを握るのはどのサービスになるのか。今後の展開が楽しみだ。


Poshmark(ポッシュマーク)
https://poshmark.com/

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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