ハイヤーなどの配車アプリを展開する「Uber(ウーバー)」は、10分以内で配達するフードデリバリーサービス「UberEATS」を4月28日(現地時間)よりニューヨークなどでサービスを開始した。
注文から10分以内でランチを配達
「UberEATS」は、地元のレストランのランチを10分以内で配達するサービス。「uberFRESH」という名称で2014年8月からテストを行っていたサービスをリニューアルして新たに展開するものだ。これまで提供していたロサンゼルスとバルセロナに加え、シカゴとニューヨークでサービスを開始した。
利用者は「Uber」のアプリから11時から14時までの間注文することが可能で、日替わりのメニューを9ドル〜13ドルの価格帯で提供する。
配達料金として3ドルが発生する。(ニューヨークでは4ドル)
10分以内というスピードを実現するため、注文者が路上に取りに行く形にしている。
ロサンゼルスでは、ランチのほかにディナーやブランチも提供しており、ランチとディナーは月曜〜金曜の提供だが、ブランチは土日限定のサービスとなっている。
即時配達系のフードデリバリーサービスといえば、日本ではLINEが提供する「LINE WOW」が3月に即時配達サービスを開始したばかりだが、この分野は世界的に見ても手探りでサービスを提供している段階にある。今後どのサービスが台頭するのか引き続き注目だ。
UberEATS
http://ubereats.co/