リコーは、360度写真&動画を簡単に撮影できる「THETA」の新モデル「RICOH THETA SC」を10月28日に発売することを発表した。最上位モデル「THETA S」とほぼ同等の性能を持ちながら、低価格を実現したモデルとなる。
「THETA S」とほぼ同等のスペックで低価格を実現
「RICOH THETA SC」は、前後にレンズがついた特殊な構造により、360度イメージを簡単に撮影できるカメラ。上位モデルである「THETA S」と、エントリーモデルである「THETA(m15)」の中間の位置づけたスタンダードモデルとして販売する。
「THETA S」の4万2,800円に対して、同等のスペックを持ちながら「THETA SC」は3万2,800円と低価格化を実現している。
比較した際の大きな違いとしては、ライブストリーミング機能が省かれている点、動画の最大記録時間が5分と短くなっている点があげられる。(THETA Sは25分)
その他の細かい違いとしては、重さが102gとなり、23gの軽量化を実現しているほか、幅と高さが1mほど大きい点、HDMI-Micro端子が省略されているぐらいとなる。画素数、内蔵メモリー、バッテリー持続時間などは全く同じスペックとなっている。
つまるところ、ライブストリーミングや5分以上の動画撮影が不要であれば、間違いなく「THETA SC」が買いといえるだろう。