フリマアプリ「メルカリ」は、「ChatGPT」プラグインの提供を開始した。これにより、ChatGPT上で会話形式でメルカリに出品されている商品を検索することができるようになる。
ChatGPT上で会話形式でメルカリの商品を検索
Open AIが提供するChatGPTは、有料会員向けに外部サービスとChatGPTを連携して利用できるようにする「ChatGPTプラグイン」という仕組みを提供している。現在様々なサードパーティー製のプラグインが提供されており、ショッピング系では先日「SSENSE」が提供を開始したところだ。
メルカリが提供するプラグインをインストールすることで、ChatGPT上で会話形式で欲しい商品を探すことができるようになる。
例えば「1万円以内で買える充電式のランタンはある?」と質問すると、「メルカリ」および「メルカリShops」で出品されている商品の中から、条件に合うものをピックアップしてリンクと簡単な説明付きでリストアップしてくれる。サムネイルも表示されるため、どんな商品かもChatGPT上で確認することができる。
商品の用途や特徴、価格帯などの情報を含めるといいようだ。ちなみにプラグインは「Mercari」とローマ字で検索することで見つけることができる。
メルカリは、2023年4月にもChatGPTと連携したサービス「Merchat AI」をアメリカを対象に提供しているが、日本向けには今回が初めてとなる。