未利用魚を活用したサブスク「フィシュル」展開企業が8,000万を調達

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未利用魚を活用したお魚サブスク「Fishlle!(フィシュル)」を展開する株式会社ベンナーズは、Dawn Capital、三菱UFJキャピタル、佐銀キャピタル&コンサルティング、Frontiveを引受先とした第三者割当増資を実施し、総額8,000万を調達したことを発表した。
これまでの累計資金調達額は1億1,200万円(融資含む)となった。

「フィシュル」は、未利用魚を使用した冷凍ミールパックを月額定額料金で届ける魚のサブスクリプションサービス。「形が悪い」「傷がついている」「数が揃わなかった」といった味には関係の無い理由で規格外とされる「未利用魚」を利用しており、天然国産で着色料や保存料を使用していないのが特徴。

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2022年7月から会員数が増加しており、2022年12月には会員数が5,000人を突破し、売上金額は2,000万円強に。2023年末には会員数1万人、売上金額5億円を見込む。

今回調達した資金は、サービス拡大のための新商品開発やCRMなどを活用したマーケティング強化に充てる計画で、現在福岡にある製造拠点を日本各地に拡大させる。
今後は食品メーカー、飲食業界などとのB2B事業をはじめるほか、「フィシュル」を個人だけでなく、給食や社食といった場面でも活用してもらうことを計画しているとのこと。


Fishlle!(フィシュル)
https://fishlle.com/

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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