家具・家電のサブスクリプションサービス「CLAS」を運営するクラスは、売掛債権の流動化ならびに銀行融資などにより、総額19億円の資金調達を実施したことを11月2日に発表した。
クラスは、「“暮らす”を自由に、軽やかに」をビジョンに、2018年8月から家具・家電のサブスクリプションサービス「CLAS」、同9月から法人向け「CLAS BUSINESS」を提供している。
「家は賃貸なのに、なぜ家具は買うんだろう?」そんな疑問からスタートした「CLAS」は、月々440円(税込)からの月額定額制で家具や家電をレンタルするサービス。その時々の自分の生活にあった家具や家電を選択できる身軽な生活を提供すべく、買い取りを前提としておらず、あくまでレンタルにこだわったサービス設計となっている。返却された家具は専門チームにより修繕・クリーニングを実施し、これまでに4万点以上の家具・家電を再利用しているという。
2022年10月時点の「CLAS」の登録会員数は約18万人、「CLAS BUSINESS」の登録企業数は1,500社を突破。取り扱うアイテム数は32カテゴリー、1,200種類となっている。
今回調達した資金は、商品の仕入れを中心とした運転資本に充当する予定で、2022年10月時点の約8万点から2025年までに約22万点に増加させる計画。
CLAS(クラス)
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