ファンケル、生産者の想いを届ける「おいしいものがたり」の販売を開始 ー 3つの酒造とオリジナル製品を開発

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ファンケルは、生産者の“想い”と一緒に製品を届ける取り組み「おいしいものがたり」を10月20日から開始した。
第一弾として、宮城・神奈川・福島の酒造メーカーとオリジナル製品を開発し、主に「ファンケル オンライン」で数量限定で販売する。

製品と一緒に、生産者の「想い」を届ける

2019年にキリンホールディングスと資本業務提携したことをきっかけに、国産のお酒を販売できる酒類販売免許を取得したファンケル。キリングループであるメルシャンのワインを販売する過程で、国産ワインやクラフトビールの生産者は地域との関わりが大きく社会的意義の高い取り組みながらも、消費者に伝わっていない想いがあることを知ったという。

ファンケルとして何ができるかの検討を進める中で、ファンケルを利用する女性の有職者は1週間に1回以上お酒を飲んでいる人が半数以上いて、いつも飲んでいるお酒はコンビニやスーパーで気分で選んで購入する一方で、自分へのご褒美としてちょっといいお酒も買っていることがわかり、品質にこだわった「おいしいもの」を届けるこのプロジェクトがはじまった。

今回販売するお酒は、宮城県の寒梅酒造が製造した「純米酒 金のいぶき」、神奈川県の横浜ビールが製造した「Yokohama Kaoru Beer」、福島県のGNSが製造した「HOMEMADE FRUITY SANGRIA(サングリアのもと)」の3種類。これに加え、ファンケルが展開する玄米イタリアン カフェ&ダイニング「FANCL BROWN RICE MEALS」から、お酒に合うおつまみも販売する。

いずれも“自信作”に仕上がった3種のオリジナル製品

宮城県の寒梅酒造が製造した「純米酒 金のいぶき」は、ファンケルでも販売する玄米「金のいぶき」を使用して開発。女性にも飲みやすい日本酒として、すっきりとした飲み口と柑橘系の香りを併せもつ味わいに仕上がっている。玄米を使った日本酒は寒梅酒造でも初めてだという。後味もまろやかで、日本酒が苦手な人でも楽しめる一杯となっている。

神奈川県の横浜ビールが製造した「Yokohama Kaoru Beer」は、ファンケル本社のある横浜という縁もあり、地元農家との繋がりを大切にする同社とクラフトビールを開発。味の対局にあるラガーとヴァイツェンの2種類を展開。3種のホップによりハーブ、オレンジ、トロピカルフルーツのジューシーな香りに包まれるラガーと、バナナやバニラのような香りに加え、ホップ由来の華やかな柑橘の香りが楽しめるヴァイツェン。香りを楽しみながら味わえるビールに仕上がっている。

福島県のGNSが製造した「HOMEMADE FRUITY SANGRIA」は、ワインの新しい飲み方を提案できないかというところから、国産のドライフルーツをたっぷり入れたサングリアのもとを開発。
大きくスライスされたドライフルーツに、甜菜糖や、シナモン・クローブ・レモングラスの香りが加わって、フルーツの香りが口の中で広がる仕上がり。ワインやジュースに割って楽しめるので、お酒が飲めない人にも楽しめる。

「FANCL BROWN RICE MEALS」が展開するおつまみは、金のいぶき玄米粉を100%使用した「玄米のあげマカロニ」と、愛知県産のごぼうをまるごとチップスにした「産地直送ごぼうチップス」。米油のみを使用した軽い食感と、ビール酵母が引き出す素材の旨みが特徴。思わずクセになる味わいとなっている。

ファンケルは「おいしいものがたり」の今後について、今回の顧客の反応を見ながら、今後も生産者と丁寧に取り組んでいきたいとしている。


おいしいものがたり
https://www.fancl.co.jp/healthy/2211_monogatari/

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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