GreenSnapがMBOを実施、大都から独立

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植物コミュニティアプリ「GreenSnap」を運営するGreenSnap株式会社は、経営陣によるMBO(マネジメント・バイアウト)を9月26日に実施し、親会社である株式会社大都が保有する株式を取得したことを発表した。引き続き大都が株式の一部を保有する。
また、9月29日付でエスエルディー 元代表取締役社長CEO 伴 直樹氏が社外取締役、アライドアーキテクツ 元取締役CFO 長井宏和氏が監査役に就任している。

GreenSnapは、2014年11月にアライドアーキテクツがサービスを開始し、その後2017年3月に同社から分割予定だったGreenSnap社の全株式を大都が取得し、子会社としてこれまで運営してきた。
コロナ禍で観葉植物への需要が高まる中、これまで以上に柔軟かつ迅速な経営判断を行い、GreenSnapをさらに大きく事業成長させていきたいと考えのもと、大都との協議のうえで今回のMBO実施に至ったとしている。

GreenSnap代表取締役 西田貴一氏は「GreenSnapがここまで植物のプラットフォームになり得るポジションまで成長できたのは大都のバックアップがあったおかげです。経営陣の皆さんにもとても感謝しております。
植物は人間にとって不可欠で世界共通のものです。GreenSnapはその植物を取り扱っており、世界に出るチャンスも大きいと考えております。
今回、大きく成長できるチャンスをいただいたからには、我々が得意とするテクノロジーを駆使して、新しく参画してもらう2名とともに世界に通用する植物プラットフォームへと成長したいと思います」

GreenSnap社が提供する植物に特化したSNSアプリ「GreenSnap」は、植物の名前や育て方を調べたり、植物写真のタイムライン投稿やアルバム記録、ブログなどの機能を備えた植物好きのためのサービス。
アプリダウンロード数は300万件、1日最大4万枚の写真が投稿されるメディアとなっている。

10月12日12時 訂正
当初、「親会社である株式会社大都が保有する全株式を取得した」と記載していましたが、大都が一部株式を保有しているとのことで訂正いたしました。
イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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