カヤック、リビングハウスに出資 ー 企業価値を高め上場を目指す

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カヤックは、リビングハウスの一部株式を取得し、資本業務提携を締結したことを発表した。
リビングハウスとしてはカヤックが初めての外部株主となり、11月にはカヤック代表取締役CEOの柳澤大輔氏がリビングハウスの社外取締役に就任する予定。

今後、カヤックのクリエイターがリビングハウスのマーケティング、商品開発を支援し、新規上場株式(IPO)を視野に入れた企業価値向上と収益拡大を目指す。

事業提携内容として以下を挙げている。

1. 地方創生領域での協業
2. 共同プロダクト開発
3. 住まいやオフィス環境領域に関する共同研究
4. リビングハウスのマーケティングに関わる支援
5. リビングハウスの事業運営に関わるブレストの定期的な実施
6. 社員の相互交流

地方創生領域に関しては、カヤックが推進する「ちいき資本主義事業」とリビングハウスの店舗再生事業で連携し、地方の商業施設プロデュースなどを行なっていく想定。

リビングハウスは、「両社の共通する事業領域において大きな相乗効果を発揮できるという考えのもと締結に至りました。今後は、両社で地方創生領域での協業及び住まいやオフィス環境領域に関する共同研究を進めることで、法人ビジネス領域でのサービス拡大を図るとともに、両社がこれまで培ってきたノウハウを活用することで、お客様の空間時間価値のさらなる向上を目指してまいります」とコメントしている。

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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