株式会社Fablicは、同社が運営するフリマアプリ「Fril(フリル)」において、ブランドが個人に販売するBtoCサービスを8月25日より開始した。
第一弾として株式会社オルケスが運営するアパレルブランド「LIP SERVICE(リップサービス)」の取り扱いを開始した。
「Fril(フリル)」は、女性を対象に展開しているフリマアプリで、これまで個人間売買(CtoC)を行うサービスとして運営してきた。現在は一日に数万点が出品され、月間の流通額は5億円を超えている。
今回、ブランド(企業)が個人にアウトレット商品を販売するFril公式ショップを「Fril」内にはじめてオープンした。
「LIP SERVICE」は、Frilの既存ユーザーである20代女性層から広く支持されているアパレルブランドで、「Fril」内で同ブランドの商品をアウトレット価格で提供する事により、利用者が新品とリユース品を合わせた商品の中からリーズナブルにショッピングを楽しめるようにした。
公式ショップはFrilの「さがす」にバナーが表示されており、そこから確認することができる。「Fril(フリル)」は今後も人気ブランドのアウトレット商品の品揃えを強化していくとのことだ。
フリマアプリではLINE MALLが企業アカウントによるBtoCを展開する計画を当初から明らかにしているが、今後はこのあたりの動きが一つの差別化ポイントとして重要な位置づけになるのかもしれない。