株式会社エムティーアイは8月21日、GMOペイメントゲートウェイ株式会社の完全子会社であるソーシャルアプリ決済サービス株式会社(SAPS)の全株式を取得し、完全子会社化することを発表した。買収額は3,250万円を予定している。
SAPSは、スマートフォン向け会員認証・決済プラットフォーム「mopita(モピタ)」を2010年8月から展開しており、2014年3月に会員数1,200万人を突破し、約60サイトに導入されている。
コンテンツプロバイダーは「mopita」を導入することで、有料コンテンツや情報配信サービスを独自に会員認証や決済システムを構築することなく、スマートフォン向けに展開することができる。
「mopita」の開発は、会員認証システムをエムティーアイ、が行い、決済システムをGMOペイメントゲートウェイが行った。
SAPSの直近の業績では、2013年9月期で売上高9,900万円、営業利益100万円、経常利益100万円、当期純利益0円となっている。
エムティーアイは、音楽配信サイト「music.jp」や、女性のための健康情報サイト「ルナルナ」を展開する企業で、500万人以上のスマートフォン有料会員を持つエムティーアイが「mopita」を一括して運営・提供した方が効果的であると判断し、GMOペイメントゲートウェイはSAPSの株式譲渡に合意した。
ソーシャルアプリ決済サービス株式会社(SAPS)
http://www.saps.jp/
エムティーアイ
http://mti.co.jp/