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トイザらス・ベビーザらス、オンラインストアを全面リニューアル

日本トイザらス株式会社は、同社が展開する公式ネット通販サイト「トイザらス・ベビーザらス オンラインストア」を7月25日に全面リニューアルした。
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今回のリニューアルでは、実店舗の品揃えに合わせて、玩具・ベビー用品のラインナップ約3,000商品を拡充しており、中でもベビー用品は800商品以上増やし、新たにベビー服やベビーケア用品、食事類などの取扱いを開始した。
新しいコンテンツとして、出産・育児に役立つ様々な情報を紹介する「アドバイザリーページ」や、全国のベビーザらス店舗で人気の「プレママ・ストアツアー」をもとにつくられた「プレママ・バーチャル・ストアツアー」など、妊娠中の女性や赤ちゃんがいる両親をサポートする豊富なコンテンツを用意した。
さらに、リアル店舗で展開している専門コーナーなどを「バーチャルショップ」として導入し、トイザらスでは、オンライン限定商品を含め、350種類以上のアイテムを揃える「レゴ(R)ショップ」と英語学習に役立つ玩具を集約する「イングリッシュラーニングセンター」を、ベビーザらスでは、「ディズニーベビー」や2013年から現在まで全国12店舗でインショップを展開する好調の「ミキハウスホットビスケッツ」をオープンした。
今回新たに導入した機能として、会員登録をせずに商品を購入できる「ゲスト購入」や、決済時に「トイザらス・ベビーザらス ポイントカード」の「ポイント付与」ができる機能を追加している。
公式YouTubeチャンネルで紹介している250本以上の動画も商品ページからリンクし、視聴しやすくした。

利用者から詳細なフィードバックに基づきリニューアルを実施

今回操作性とデザイン性を向上させたシンプルで使いやすいインターフェースを実現しており、新しいデザインおよび機能は、妊娠中もしくは子供が持つ女性からの詳細なフィードバックに基づいているという。
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トイザらスが実施した調査では、赤ちゃんがいる女性は、マタニティ・ベビー用品の豊富な品揃えだけでなく、出産・育児に関する情報やアドバイスを求められていることがわかったという。
妊娠後期や出産後の数週間、数ヵ月は、実店舗に行けない場合があるため、オンライン上でも、商品選定に必要な情報やアドバイスをきめ細かく紹介するよう強化した。

オムにチャネル化を推進

オムニチャネルは、2010年以来、トイザラスグループにおけるグローバル戦略の重要な柱のひとつとしており、オンラインストアで注文された商品を近隣店舗から発送する「シップ・フロム・ストア」や、オンラインストアで注文した商品をリアル店舗で受け取る「イン・ストア・ピックアップ」など、様々なオムニチャネルの取り組みを実施してきた。
7月23日からは、全国42店舗で、自転車、大型遊具、大型ベビーギア、ベビー家具などを対象に、リアル店舗で取扱いがない場合や商品の欠品時に、店舗からオンラインストアに注文できる新サービス「ストア・オーダー・システム」を正式に開始した。
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日本トイザらス 代表取締役副社長 兼 最高財務責任者(CFO)の石橋氏は「オムニチャネルはリテール業である当社に大きな柔軟性をもたらしますが、さらに重要なことは、お客様が希望する時間、場所及び方法で商品をご購入し、受け取っていただくことが可能になることです。オンラインストアのリニューアルでは、単に実店舗と同じ品揃えで販売するだけではなく、同じサービスレベルで対応することで、さらに一歩進んだショップ運営を実現しています。昨今、多くのお客様がスマートフォンやタブレットを使用してオンラインストアでお買い物されておりますので、当社はあらゆるチャネルでシームレスなショッピング体験をご提供することが極めて重要であると考えております」とコメントしている。


トイザらス・ベビーザらス オンラインストア
http://www.toysrus.co.jp/

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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