ビープラッツ株式会社は、リンクを貼るだけでウェブサイトに決済機能が導入できる「SubscriptionCART(サブスクリプションカート)」を発表した。サービスは2014年9月より開始予定。
「SubscriptionCART」は、商品を登録し、発行されたリンクをウェブサイトに貼るだけで決済機能を導入できるサービス。
都度課金だけでなく、月額や年額の継続課金決済にも対応しているのが特徴だ。
2つのプランが用意されており、ベーシック・プランは初期費用0円で、売上の5〜20%(税別)が利用料として発生。アドバンスド・プランは、初期費用30,000円で、売上の5%(税別)が利用料として発生する形式。この他に決済手数料がかかるが、料率はまだ発表されていない。いずれのプランも月額費用はかからない。
ビープラッツは、月額・従量課金の販売・管理ソリューション「Bplats(ビープラッツ)」を主力商品として提供しており、大手IT企業を中心にクラウドサービスや月額サービスの事業で導入されている。この「Bplats」で培ったノウハウを活かしながら、より大きな市場ニーズに即した新たな課金・決済サービスとして、「SubscriptionCART」の提供に至った。
リンクを貼るタイプでは、手数料0円の決済サービス「SPIKE(スパイク)」が思い浮かぶが、こちらは継続課金には対応しておらず、提供に向けて検討している段階だ。機能面ではまずはこの点が大きな差異となりそうだ。
利用料や決済手数料をしっかりと取る「SubscriptionCART」と決済手数料がかからない「SPIKE」とで、どのような違いが生まれていくのかに注目したい。
SubscriptionCART(サブスクリプションカート)
http://www.subscriptioncart.jp/