お弁当・ケータリング商品を宅配する総合サービス「ごちクル」を運営するスターフェスティバル株式会社は7月4日、アスクル株式会社を引受先とする第三者割当増資および新株予約権付社債の発行などによる総額28億円の業務・資本提携契約を締結したことを発表した。
「ごちクル」は法人や団体を対象にお弁当・ケータリング商品を宅配するサービス。日本全国を対象にサービスを展開しており、600ブランド6,800種以上の商品を取り揃えている。これまでに累計で550万食を販売した。
注文は前日もしくは2日前までが基本となっており、配送料はエリアごとに設定されている。例えば渋谷区の場合は、配送料1,000円で、9,000円以上の注文で無料になるといった形だ。
ごちクルとアスクルの連携
業務提携の内容としては、2014年11月を目標に「ごちクル」をアスクルのサービスとして展開するほか、共同配送等による両社コストダウンを進める。
お弁当・ケータリング商品の配送は、お昼および夕方の時間帯に集中する傾向があり、配送を効率化することが必須になっていたという。
「ごちクル」のお弁当をアスクルの100%子会社であるBizex株式会社の配送サービスを活用し配送するほか、「ごちクル」配送車の空き時間をアスクルサービスに活用することにより、配送密度および配送効率の向上を図るべく早急にテストを開始し、効果を見ながら順次対象エリア・時間帯を拡大し、両社のコストダウンを図る。
またアスクル商材と「ごちクル」商材の同時配送などの連携も進める。
その他にもアスクルのサービスを「ごちクル」のパートナーに展開することについても検討していくとのことだ。