決済プラットフォーム事業を展開する株式会社ViewPointは、中古車を個人間で売買するCtoCプラットフォーム「mieruCAR(ミエルカ)」を7月1日に公開した。
「mieruCAR(ミエルカ)」は、個人同士の中古車売買をサポートするサービス。出品者は車を無料で登録することが可能で、1出品者につき1台の出品制限を設ける。登録した情報は1ヶ月間掲載される。事前に車の価格相場の確認ができるよう情報提供も行う。
中古車を購入したい場合は、あらかじめ車種や価格帯、具体的な車種名などの購入希望条件を登録することで、マッチした車両が出品された際に随時メールで車の情報が届く仕組み。
成約した際には、システム利用料として出品者と購入者それぞれに3万円が発生する。
個人間で安心して取引できるよう売買をサポート
「mieruCAR」は、個人間売買での不安を解消するため中古車の売買成立後から代金の支払い完了までに必要になる業務を一括してサポートする。出品者と購入者の間で一切個人情報は開示されない点も特徴的だ。
出品される車は事前に全国1万店の提携整備工場ですべて点検されるほか、購入者の費用負担による車の輸送サービスや、名義変更サービス、無料で利用出来る決済代行サービスを提供する。
車両点検は年内は無料で提供、名義変更は3万円で対応するほか、車両輸送は距離に応じた費用が発生する。
購入後の故障などの不安に対応する為に「メンテナンス保証」を付けるサービスを8月下旬以降に提供予定とのことだ。
「mieruCAR(ミエルカ)」は、個人間取引が成立しなかった場合に、「法人向けオークション」や「海外輸出」による車両売買が行えるようサポートする計画で、3年後に年間2万台の取引を見込む。
mieruCAR(ミエルカ)
http://www.mierucar.jp/