NEWS

メタップス、知人間で持ち物をシェアするアプリ 「SPIKE BOX」を公開

手数料ゼロ円の決済サービス「SPIKE(スパイク)」を運営するメタップスは、知人との間で持ち物を共有できるスマホアプリ「SPIKE BOX(スパイクボックス)」のAndroid版を6月9日リリースした。
spikebox1
「SPIKE BOX」はスマートフォンのカメラで自分の持ち物の写真を撮影しアップロードすることで、知人と持ち物を簡単にシェアすることができるアプリ
持ち物は「売る」「貸す」「交換する」「あげる」などのステータスを複数設定することが可能で、アプリ内で友人とチャットをしながら持ち物のやりとりに関するコミュニケーションを行うことができる。
アプリ内でのやりとりはFacebookでつながっているソーシャルグラフを基礎に行われるため、学校や職場などリアルで交流がある範囲でモノの共有を行うことが想定されている。

実施のアプリ画面

アプリを立ち上げるとアプリの説明が表示される。Facebookアカウントを利用したログインが前提となっているので、まず「Facebookでログイン」をタップする。
spikebox2
検索画面では、他のユーザーが投稿したアイテムが表示されている。
いまのところ、Facebookでつながりのないユーザーのアイテムも表示されるようになっているようだ。
アイテムの詳細画面を見ると、説明と共に「売る」「貸す」「交換する」「あげる」などのステータスが確認できる。
spikebox3
ステータスに対して、「買う」や「借りる」といったアクションボタンが表示されているわけではなく、あくまでコメント欄で交渉して、実際に買ったり、借りたりする形となるようだ。
持ち物をシェアしたい場合は、右上のカメラアイコンをタップして、写真撮影を行う。試しにコーギーのフィギアをシェア。
spikebox4
撮影後に、タイトルとステータスの選択、タグの設定を行う。ステータスは複数選択が可能だ。
タグは検索対象となるほか、自分の持ち物の分類に使うことができる。
spikebox5
実際に使ってみたところ、社内の私物などを共有したい場合などに使えそうだと感じた。例えばお互いが持っている本を登録して、貸し借りなどを行う用途だ。
その場合、クローズドなグループを作り、メールアドレスで招待したいだとか、買うとか借りるとかを簡素にしてくれるアクションボタンや決済機能が欲しいだとか、機能面でさらなる充実を期待したい面がある。
身近な人にターゲットを絞ったこの手のサービスは意外と無かったように思うので、今後のアップデートに期待したいサービスだ。


SPIKE BOX(スパイクボックス)
http://box.spike.cc/ja/

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

You may also like

Comments are closed.