30秒でネットショップを作ることができるサービス「BASE(ベイス)」 を運営するBASE株式会社は、グローバル・ブレイン株式会社より3億円の資金調達を実施したことを発表した。
今回の資金調達により、開発・サポート人材の拡充、PRの強化、多国語対応を行う考え。
30秒でネットショップを作成。初期費用や月額費用もかからない。
BASEは、30秒でネットショップを誰でも簡単に作ることができるサービス。初期費用や月額費用は無料。
2014年1月にスマートリンクネットワーク、三井住友カードと業務提携しており、ショップ開設と同時にクレジット決済システムを利用することができる。商品をすぐに販売することが可能だ。
決済システム手数料は代金の3.6% + 40円が発生する。
スマートフォンアプリのみでショップの作成と運営をすることも可能で、ショップの開設は「ショップURL、メールアドレス、パスワード」を入力するだけで完了する。
開設後に出品商品の登録や店舗のカスタマイズを行うことでオリジナルのネットショップを運営することができる。
ショップをカスタムすることが可能な「BASE App」を提供しており、オリジナルTシャツを売ることできる「Tシャツ作成」や、写真データやテキストデータなどを販売可能にする「デジタルコンテンツ販売機能」などを提供している。

画面は機能の一部
店舗数は現在8万店。BASEの競合サービスとなる「STORES.JP」に関しても現在の店舗数が9万店となっており、ほぼ同水準で拡大を続けている。
今回の増資に伴いグローバル・ブレイン株式会社 深山和彦が社外取締役に就任。さらに、5月末より元GMOペパボ株式会社 取締役/福岡支社長の進浩人をCOOとして迎え入れ、管理部門からビジネス・デベロップメントまで幅広く強化する。