ZOZOTOWNなどを運営するスタートトゥデイは、4月30日に2014年3月期第4四半期の決算説明会を行い、ファッションコーディネートアプリ「WEAR(ウェア)」経由の売上が月間2億円を突破したことを明らかにした。これは、ZOZOTOWN以外の他社サイトも含む数字で、他社サイトに関してはZOZOTOWNのデータを元にした推定値から算出したものとなる。
スタートトゥデイは、第3四半期の決算説明会でWEAR経由の売上が月間1億円を突破したことを発表しており、それから3ヶ月ほどで売上が2倍に成長したことになる。
現在は、他社サイトから紹介料などは受け取っていないが、将来的にはアフィリエイトもしくは紹介料などで、スタートトゥデイの収益になっていく予定とのことだ。
WEARは、先日「バーコードスキャン機能の廃止」を発表したが、中止した理由として「あまりお客様のニーズがなかったことと、(店舗に)協力頂ける環境を作れなかった、ご理解いただけなかった。」(前澤社長)ことを改めて語った。
しかし、今回廃止したことにより、商業施設に配慮していたブランドなども、参加することになり、ZOZOTOWNのほとんどのブランドが参加することになるなど、プラスの面も多かったという。
創業以来初めて年間商品取扱高1,000億円を突破
この日の決算説明会では、スタートトゥデイの創業以来初めて年間商品取扱高1,000億円を突破し、前期比19.6%増の1,146億円になったほか、営業利益が最高益更新となる123.8億円(同45.2%増)となったことを発表している。
さらに、今期中にPCサイトと、スマホサイトをリニューアルすることも明らかにした。「さらにファッションに特化した、かっこいいサイトにする」(前澤社長)とのことで、デバイス別出荷比率で52.7%となったスマホサイトと、アプリには特に注力していくとのことだ。
WEARは5月より台湾でのサービスをスタートし、今後もアジア諸国や欧州での展開を予定している。
WEAR
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