ファッションECサイト「ZOZOTOWN」が受け取り方法の初期設定を「あんしん置き配(玄関前)」に変更した。9月28日からすでに切り替わっているが、それ以降は置き配の選択が2倍以上となり、置き配可能な注文のうち約70%が置き配で配送されるようになっているという。
物流の2024年問題に備え、同社は商品に合わせた適正な梱包資材の選択や、複数回に分かれた注文を1つの注文としてまとめて配送する「注文のおまとめ」対象拡大による商品配送の効率化、ヤマト運輸とのリレーションセンターの活用による幹線輸送の効率化や容量圧縮による配送時の積載効率の向上に取り組んできた。
今回は、これまで受け取り方法の初期設定が「対面で受け取り」だったところから、「あんしん置き配(玄関前)」に変更した。初期設定の変更後に初めて注文する場合には、注文画面でポップアップによる周知も行っているとのこと。
これにより、顧客の利便性の向上と再配達率の低下による配送ドライバーの負担やCO2排出量の低減といった効果を期待している。