韓国発のファッションEC「nugu(ヌグ)」が初の常設店をルミネエスト新宿のB1Fに9月14日オープンした。
韓国のファッションアイテムを日本のインフルエンサーがセレクト
「nugu」は、インフルエンサーがセレクトしたファッションアイテムを扱うファッションEC。日本のインフルエンサーがセレクトした韓国ブランドのファッション・コスメアイテムを中心に扱っており、MZ世代をターゲットにECとアプリを展開している。
アプリの提供は2020年10月に開始しており、アプリの累計ダウンロード数は60万件、会員数は50万人で、月間平均アクセスユーザー数は160万人となっている。
2023年上半期までの累計取引額は約50億円。直近の月間売上は3億5,000万という規模まで成長している。
ECでの販売が中心だが、2021年に大阪で初のポップアップストアを開催したことを皮切りに、2022年には東京・大阪・名古屋でも開催しており、これまでに12回のポップアップストアを展開している。
「nugu」が1号店の場所として選んだのが10代〜20代が多く集まる「ルミネエスト新宿」。ユーザーにインタビューする中で「実際に服を試着して購入したい」という声が多く、常設店のオープンに至っている。
ルミネエスト新宿店では、オンラインで人気のアイテムを中心に取り揃えており、レディースのアイテムを中心にメンズのアイテムも1部扱っている。
オンラインではメンズのアイテムも伸びているという。
「nugu」は2023年9月から「ADAM ET ROPÉ」のオンラインポップアップを2ヶ月間開催するなど、日本ブランドの取り扱いも開始しており、今後はリアル店舗でも、コラボ企画を展開していきたいとのことだった。
なお、常設店と並行して、今後もポップアップストアを展開していく予定だ。