そごう・西武は、食のOMOストア「Food Edit Chiba(フード エディット チバ)」がそごう千葉に9月28日にオープンする。2021年9月に西武渋谷に開業した「CHOOSEBASE SHIBUYA」に続くOMOストアの第二弾の位置付けで、オンラインストアも同日オープンする。
千葉県内の隠れた逸品やこだわりのある商品を紹介
「Food Edit Chiba」は、“おいしいでつながる”をテーマに、千葉県内の隠れた逸品、こだわりや想いのある商品を中心に、これまでそごう・西武で扱うことのなかったブランドを取り扱う店舗。
千葉県の特産品や、まだあまり知られていない美味しい食材を多くの人に知ってもらい、手に取ってもらうことを目的としており、リアル店舗では、試食イベントなども実施していく予定。売場面積は45平米ほどとなる。
商品に関しては、リアル店舗とECサイトの在庫を完全連動させており、どちらでも購入することが可能だ。店舗ではCHOOSEBASE SHIBUYAと同様に、各商品のPOPにあるQRコードから、商品の詳細を確認できるようになっている。
出店ブランドは、中華蕎麦とみ田、NARITA AIRPORT to TABLE、勝浦塩製作研究所、銚子電気鉄道、印度料理シタール、TATEYAMA GINなどを予定しており、約30社が出品する予定。
CHOOSEBASE SHIBUYAでは常温商品のみのだったが、Food Edit Chibaでは、冷蔵・冷凍商品も販売する。
Food Edit Chibaでは、地場の生産者やブランドが簡単に出店できる仕組みを用意しており、これまで百貨店への出店が難しかった小規模なブランドや生産者にも出店してもらいやすい環境を提供する。
販売商品の登録と納品だけで出店できるようにしており、出店経験の少ないブランドにとってはハードルの高い、商品展示作業や販売員の手配、在庫管理、売上管理、販売促進などの付帯業務を不要とし、そごう・西武がサービスとして提供する。
そごう千葉に訪れた人に「Food Edit Chiba」を通して千葉の逸品に出会う機会を提供するだけでなく、ECサイトを通していつでも購入できる環境も提供する。地元のブランドや生産者との架け橋となる、そんな取り組みとなりそうだ。