ヤフーが運営するフリマアプリ「PayPayフリマ」は、出品時の商品説明文を生成AIにより自動作成する機能をβ版として新たに提供を開始した。アプリを最新版にアップデートすることで利用可能になる。
これはYahoo! JAPANのサービスで初めてChatGPTを提供するOpenAIのAPIを活用した機能になる。
新たに提供を開始した機能は、出品画面で商品名とカテゴリを入力したうえで「AIからの提案(β)」ボタンをタップすることで、商品説明文を作成してくれる機能。
この機能はあくまで、商品名と設定したカテゴリを元に、AIがどんな商品かを予測して商品説明文を作成してくれる機能となっており、出品者は内容に間違いがないか確認し、必要に応じて修正する必要がある。
全体的に気に入らなかった場合は「やり直し」ボタンを押すことで文章を作成し直してもらうことができるほか、色やサイズ、商品の状態などの追加情報を入力することで、よりその商品に適した文章を作成してもらいやすくなるという。
なお、この機能を利用した商品説明文の作成は、1IDあたり1日に5回までという制限がある。
商品説明文の入力は、フリマアプリで商品を出品する際のハードルの1つになっており、それは初心者だけでなく、経験者でも悩むことが多い項目だという。今回の機能を提供することで、出品者の負担を顕現することを狙う。