ヤフーは、Android向けに提供するアプリ「Yahoo!ブラウザー」において、衣服のなどに付いている洗濯タグを撮影するだけで、洗濯方法を判定してくれる「洗濯マーク検索」機能の提供を開始した。
「洗濯マーク検索」は、洗濯タグを撮影するだけで洗濯方法をAIが判定し、「洗濯機で洗えます」「手洗いできます」「おうち洗濯できません」の3種類の結果をイラストとテキストで表示する機能。
新旧合わせて84種類ある洗濯マークに対応しており、家庭での洗濯方法、漂白方法、乾燥方法、アイロンのかけ方、クリーニングの種類など各洗濯マークの意味も確認可能となっている。
また、Yahoo!天気やYahoo!マップと連携し、洗濯の乾き具合を表す洗濯指数や近隣のクリーニング店を検索結果画面から確認することもできる。

新機能は以下の手順で使用することができる。
Androidアプリ「Yahoo!ブラウザー」で「カメラ検索」をタップし、「洗濯マーク」を選択して洗濯タグを撮影。検出されたマークを確認し、「洗い方を見る」をタップする。
洗濯マークは2016年にデザインが一新され、日本独自の旧表示と国際規格(ISO)に準じた新表示が存在しており、複雑でわかりづらいという声が上がっている。
ヤフーが行った調査では、約98%が「意味の分からない洗濯表示がある」と回答し、約66%が「洗濯機で洗ってはいけないものを洗ってしまったことがある」と回答した。また、約74%の回答者が新機能への利用意向を示し、洗濯の悩み解決につながるニーズの高さがうかがえたという。
そういった背景から、洗濯物が増える夏に合わせてこの機能を提供するに至った。
Yahoo!ブラウザーのカメラ検索機能は、ほかにも撮影した写真やスマートフォンに保存されている画像から、似ている商品や有名人、スポットなどを検索することができる。商品に関しては、ファッション・インテリア・家電・食品・日用品など、幅広いジャンルに対応している。