ヤフーは、「ヤフオク!」と「PayPayフリマ」のサービス名をそれぞれ「Yahoo!オークション」と「Yahoo!フリマ」に2023年秋に変更することを発表した。ブランド名を統一することで連携をさらに強化することを狙う。
名称変更に合わせて両サービスで共通したデザインに刷新するほか、Yahoo!オークションではYahoo!フリマの商品も掲載し、アプリを切り替えずに購入できるようにするなど、今後様々な機能拡充を通して、出品者がより早く・高く・適切な販売方法で売ることができるようなプラットフォームの提供を目指していくという。
「ヤフオク!」は1999年9月にYahoo!オークションとしてサービスを開始。その後2013年3月に愛称として使用されていた「ヤフオク!」に名称を変更した経緯があるが、統一性の観点から再び当初の名称が使用されることになる。
2023年6月のヤフオク!の人気カテゴリは、「自転車・オートバイパーツ」「ゲーム」「ブランドファッション」だったのに対し、PayPayフリマの人気カテゴリは、「レディースファッション」「メンズファッション」「トレーディングカード」とユーザー層の違いや、使い分けの様子が伺える結果となっている。連携が進むことで、より売れやすく、欲しいものを見つけやすいプラットフォームへと進化していきそうだ。