冷凍宅配幼児食「mogumo(モグモ)」を展開するOxxxは、日本ベンチャーキャピタルをリードとした5社を引受先とする第三者割当増資を実施し、シリーズAラウンドとして約1.3億円を調達した。
これにより、Oxxxの累計資金調達総額は1.8億円となる。
「mogumo」は、管理栄養士監修のもと、幼児期に必要な栄養素をカバーできるメニューを冷凍で届けるサービス。すべて手作りで、温めるだけで食卓に並べられるメニューを提供する。2022年5月にオンラインストアで販売を開始し、13ヶ月で累計販売食数は30万食を突破。累計会員数1.5万人となった。LINEで管理栄養士に無料相談ができるサービスも1.3万人に利用されている。
Oxxxの代表取締役である黒瀬優作氏は、「少し前までは『子どもに冷凍食品を使うなんて、、』と思っていた家庭も少なくなかったように思います。現在では幼児を育てる家庭の7割以上が共働きで、女性が活躍している社会になってきております。家庭の効率化が求められる時代になってきているからこそ、罪悪感のない幼児食として心にゆとりも持てる幼児食を目指していきます。また、私たちはただの冷凍食品ではなく、子どもが能動的に食事を楽しむよう体験にこだわりを持っています。SNSをはじめとした情報が溢れている今だからこそ、目の前の子どもにとって『正しいさより楽しさ』を大事に、今後もサービス改善をし続けてまいります」とコメントしている。
今回調達した資金は、データ活用のシステム開発やマーケティング、人材採用に充て、さらなる組織拡大とサービスの普及を目指すとしており、採用に関しては「これまで従業員は3名でしたが、プロダクト開発や顧客基盤拡大に向けたセールス・マーケティングなど各ポジションの採用を行い、組織体制を強化する」とのこと。