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ヤマト運輸が提供する「クロネコDM便」「ネコポス」を終了し、日本郵便と連携した新サービスを開始することを発表した。
日本郵政とヤマトグループは、物流における社会的課題の解決と持続可能なサービス推進のための協業に関する基本合意書を6月19日に締結したことを発表した。
両社の経営資源を有効活用し、顧客の利便性向上につながる輸送サービスの構築を目指し、相互のネットワークやリソースを共同活用する。
具体的な取り組みとしては、現在ヤマト運輸が取り扱う「クロネコDM便」「ネコポス」を終了し、日本郵便が取り扱う「ゆうメール」「ゆうパケット」を活用した新サービス「クロネコゆうメール（仮称）」「クロネコゆうパケット（仮称）」に切り替える。いずれもヤマト運輸が荷物を預かり、日本郵便が配達する形。
クロネコDM便は2024年1月31日に終了し、「ネコポス」は2023年10月から順次終了する予定。2024年度末を目処に全ての地域で新サービスを利用できるようにする。
ヤマト運輸の2023年3月期の実績では、クロネコDM便が約8億冊、ネコポスが約4億1千万個だった。
「クロネコゆうパケット（仮称）」オペレーションイメージ図
「クロネコゆうメール（仮称）」オペレーションイメージ図
