ウォール・ストリート・ジャーナルは4月21日、モバイル決済サービスを展開する「Square」が、損失の拡大を背景に事業の売却の可能性について検討していると報じた。
SquareはTwitterの共同創業者であるジャック・ドーシー氏が立ち上げたモバイル決済サービス。日本でも三井住友カード株式会社と提携のうえ、2013年5月23日にサービスを開始している。
WSJによると、Squareは2013年におよそ100億円(1億ドル)の損失を計上したと関係者からの情報として伝えており、Googleのほか、Apple、eBay、PayPalとも非公式な話し合いの場を持ったという。
しかし、Squareの広報のアーロン・ザモスト氏はWSJの取材に対し、これを完全否定しており、自身のTwitterでも「Googleと交渉をしていないし、過去にもしたことはない。Squareが魅力的なターゲットとされることには感謝するが、誰にも売るつもりはないし、交渉するつもりもない」と改めて完全否定をしている。
4月22日0時追記
日本のSquare公式アカウントでも、否定するツイートがされた。
【本日の一部報道について】Squareの売却が検討されているとの報道がありましたが、そのような事実は一切ございません。
— Square (@SquareJapan) 2014, 4月 21
Square
https://squareup.com/jp