そごう・西武、公式EC「e.デパート」に店舗スタッフのDX化を実現する「STAFF START」を導入

NEWSSHOPPING

そごう・西武は、同社が運営する公式ECサイト「e.デパート」に店舗スタッフのDX化を実現するサービス「STAFF START(スタッフスタート)」を導入した。

「STAFF START」は、店舗スタッフが専用アプリを通じて、コーディネートやレビューの投稿によるオンライン接客を可能にするサービス。それらの投稿経由でどのぐらいEC売上やPVが発生したかを可視化するため、店舗やスタッフ個人の評価に利用することができる。
アパレルや化粧品、家具・家電、雑貨、サービスなどの様々なブランドに導入されており、現在の導入数は2,100ブランドを超える。2021年9月から2022年8月の間に「STAFF START」で作成されたコンテンツを経由した流通経由売上1,529億円を達成した。

「e.デパート」では、まずはスタッフの接客が顧客の選択に大きな影響を与える「コスメ&ビューティー」カテゴリーからオンライン接客を開始。5月23日から「コスメスタッフレビュー」の掲載をはじめている。
今後に関しては、続いて「フード&スイーツ」カテゴリーにも展開し、順次全カテゴリーへの導入を予定している。将来的にはフード&スイーツの販売スタッフがホーム・キッチン&アートの商品を紹介するなど、商品やブランドの垣根を越えた横断的な商品提案も行っていくという。

この取り組みは、プレイドが提供するCXプラットフォーム「KARTE」を活用することでSTAFF STARTをスムーズに導入できる「KARTEでSTAFF STARTライト導入プラン」を採用することにより実現した。通常「STAFF START」の導入に必要なサイト改修は、実装まで約3ヶ月、約300万円のコストがかかっていた(バニッシュ・スタンダードによる調査)が、当プランを活用することにより、最短で2週間・月額3万円〜で導入が可能となる。

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

You may also like

Comments are closed.