BUYMAとヤマト運輸、越境EC匿名配送サービス「BUYMA YAMATO」を提供開始

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海外ブランド・ファッション通販「BUYMA(バイマ)」を展開するエニグモは、米国ヤマト運輸およびヤマト運輸と提携し、越境EC匿名配送サービス「BUYMA YAMATO」の提供を2023年4月10日から開始した。まずは、米国・カナダから日本向けの荷物を対象に開始し、今後韓国など他エリアからの荷物にも対象を拡大する予定だ。

「BUYMA YAMATO」は、送り状に出品者・購入者の氏名や住所を表示しないことで、お互いに個人情報を知られることなく取引ができる匿名配送を越境ECで実現するサービス。
「クロネコメンバーズ」の会員であれば、配達予定通知の受信や、受け取り場所や日時の変更など、海外から配送された荷物も宅急便と同様のサービスが利用でき、荷物が届くまでの不安を軽減することができる。

また、これまで別途手続きが必要だった送り状発行や運賃精算がBUYMA上で完結するため、より簡単に出品できるようになるほか、システム連携による手続きの効率化により、米国・カナダから日本まで、従来5日以上かかっていた配送日数が最短4日に短縮される。
ほかにも、家具などの大型商品の梱包・配送・設置サービスや、全ての荷物の発送から配達までの追跡機能などのサービスも提供する。

オンラインで海外から商品を購入する越境ECは拡大しており、BUYMAの会員数は1,059万人を突破している。その一方で、取引相手に個人情報が伝わることに不安を感じることや、海外から配送される荷物は購入から受け取りまでの日数が長く、配達予定がわかりづらいなどの課題があった。越境ECにおいても日本国内と同様に安心・安全で快適な顧客体験を提供することを目指し、今回のサービス開始に至っている。

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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