ファミリーマートが高校に無人販売店舗を初出店 ー 東京・大田区の大森学園高等学校

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ファミリーマートは、無人決済システムを導入した実用化店舗の高等学校施設への1号店として、東京都大田区大森学園高等学校内に「ファミリーマート八洋大森学園高等学校/S店」を2023年4月10日にオープンした。TOUCH TO GOが開発した無人決済システムを採用している。

無人決済システムは、天井に設置されたカメラなどの情報から来店客と手に取った商品をリアルタイムに認識する仕組み。欲しい商品を手に取って、出口付近に設置された決済端末のディスプレイに行くと、購入商品と合計金額が自動で表示される。決済は、ファミペイを含むバーコード決済、交通系電子マネー、クレジット、現金での支払いに対応している。

「ファミリーマート八洋大森学園高等学校/S店」は、営業時間が7:30~18:30で、店舗面積は約15㎡、取扱品目は約400種類。時間節約ニーズの高い朝や昼食の時間帯など、通常の有人レジ店舗に比べ、短時間で食事や飲料を購入できるようになり、大森学園高等学校に通う学生・教職員のニーズに応える。また、省人化・省力化により、店舗のオペレーションコストを低減させ、人材不足の解消を目指す。

TOUCH TO GOは、無人決済などの省人化システム及びサービスの企画、設計、開発、保守及び販売を行っている。ファミリーマートとは、2021年2月に資本業務提携を締結しており、これまで大学や自治体施設、物流施設など、様々な場所に無人決済システムを導入した出店している。

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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