DINOS CORPORATIONが展開する家具レンタルサービス「flect(フレクト)」は、2022年度の事業実績(金額ベース)で前年度比約190%の収益増大を達成した。その要因として、2021年2月にサービス内容を見直し、低価格帯の商品の導入や初期費用の撤廃など、より利用しやすいサービスへと改善したことが結果に結びついたことを挙げる。
2022年度のアイテムの人気傾向では、ソファが引き続き最も人気で、続いてベッド・寝具やテーブルが堅調に推移した。その一方で、巣ごもり需要で好調だったデスクは前年割れとなり、需要が落ち着いた結果となった。利用者の年齢層は、ディノスの利用者と比較すると20代から40代が高い傾向にあるという。
事業は順調に推移したものの、「家具レンタルというシステムや料金体系について十分な理解を得られているとは言えない現状」としており、今後もよりわかりやすく、利用しやすいサービスとするべく、ウェブサイトの充実やシステムの再構築に取り組むとしている。
「フレクト」は、ディノスで販売する家具をレンタルし、実際に使用しながら購入を検討できるサービス。約3,000点のラインナップから選ぶことができ、全て新品の家具が届けられる。返却はいつでも可能で、1ヶ月あたり販売価格の1/24の費用を支払う。24ヶ月レンタルすると返却か購入かを選ぶことができ、購入の場合でも新たな費用は発生しない。なお、返却された家具は中古市場で販売する仕組みとなっている。
flect(フレクト)
https://www.dinos.co.jp/flect/