カメラのサブスク「GOOPASS」がビックカメラなどから資金調達 ー 累計調達額は36億円に

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カメラや交換レンズのサブスク「GOOPASS(グーパス)」を展開するGOOPASS株式会社は、ビックカメラ、NTTドコモ・ベンチャーズ、三井住友トラスト・パナソニックファイナンス、いわぎん事業創造キャピタル、佐銀キャピタル&コンサルティングなどを引受先とした第三者割当増資を実施し、シリーズCラウンドとして資金調達したことを発表した。これにより累計調達額は36億円となった。

「GOOPASS」は、カメラ、交換レンズ、ドローンなどの約2,500種類以上のアイテムを月額定額でレンタルし放題で利用できるサブスクリプションサービス。
月額7,480円から利用可能で、10通りのプランを提供。プランによってレンタルできるアイテムが異なる形態となっている。会員数は2023年3月時点で12万人を突破している。

今回の資金調達は、アライアンス、機材在庫供給、地域創生(体験創出)の強化を目的として実施。ビックカメラとはテイクアウトレンタル事業が全国展開するなど順調に成長しており、顧客基盤や決済サービス、社会実装力などに強みを持つNTTドコモ・ベンチャーズとは両社の強みを活かした事業連携、三井住友トラスト・パナソニックファイナンスとは対象取り扱い機材のさらなる拡大に向けた在庫ファイナンス機能を担う協業、いわぎん事業創造キャピタル、佐銀キャピタル&コンサルティングとは地域連携を強め、撮影体験などを通じて観光需要喚起や関係人口創出に挑む。

今後は「GOOPASS」のサービス拡大、機材の拡充、新規事業開発、地域創生、人材育成を加速していくとしている。


GOOPASS(グーパス)
https://goopass.jp/

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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