クラダシ、メルカリで“訳あり”商品を出品 ー フードロス削減を目指してソウゾウと業務提携

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Eコマースプラットフォーム「メルカリShops」を運営するソウゾウとソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を運営するクラダシは、フードロス削減を目指し、業務提携を締結したことを発表した。
3月13日よりクラダシがメルカリShops内に「Kuradashi公式ショップ」を出店し、商品の販売を開始している。

フードロス削減を目指した共同プロジェクトを展開

月間2,000万人以上が利用する「メルカリ」アプリ内でネットショップを開設できる「メルカリShops」。2021年10月に本格提供を開始し、6ヶ月で20万店舗が開設されている。2021年10月〜2022年8月の集計では、購入カテゴリーのトップ3が、1位「果物」、2位「菓子」、3位「野菜」と上位が食品を占めるなど、食品カテゴリが好調であることが伝えられている。

クラダシは、フードロス削減を目指し、まだ食べられるにも関わらず捨てられてしまう可能性のある商品をお得な値段で販売するソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を運営している。2022年12月時点で累計会員数は44万人を突破しており、累計商品数は5万品、パートナー企業数は1,200社となっている。

今回、ソウゾウとクラダシの両社は業務提携を締結し、フードロス削減を目指した「メルカリShops×Kuradashi フードロス削減プロジェクト」を始動。3月13日からクラダシが「メルカリShops」に出店し、700商品を出品するほか、プロジェクト第1弾として「春もおいしい 冬のごちそうフェア」を3月22日まで開催。さらに戸越銀座商店街でも3月13日から3月15日までの期間限定で「メルカリShops×Kuradashiコラボ ポップアップストア」を出店する。

期間中は賞味期限を3月に迎えるおせち食材や、春以降需要が低下する鍋商品などのシーズナル商品をお得な値段で販売。第2弾以降の特集については季節に合わせて実施予定で、食品関連事業者向けセミナーの共同開催も今後実施していくとのこと。

販売される商品の一例

メルカリShops×Kuradashiコラボ ポップアップストア

ソウゾウ 代表取締役CEO 石川氏は、「メリカリのユーザーに食品カテゴリーは非常に受け入れられている。単純にどこでも買えるようなものではなく、メルカリだからこそ買える他に流通していない商品や、不揃いな商品をまとめてお得に販売するといった売り方の商品がメルカリのユーザーに好評」とコメント。クラダシとの相性の良さを伺わせた。

ソウゾウ 代表取締役CEO 石川佑樹氏

クラダシ 取締役執行役員CEO 河村氏は今回の提携にあたり、「『循環型社会』という理念を共に実現していくということをまず期待している。メルカリShopsへの出店に関しては、弊社の方ではリーチしきれないユーザー層にアプローチすることを期待している」とコメントしている。

クラダシ 取締役執行役員CEO 河村晃平氏


メルカリShops×Kuradashiコラボ ポップアップストア
開催期間:2023年3月13日(月) 〜3月15日(水)
営業時間:10:00〜20:00(最終日のみ18:00まで)
住所:東京都品川区戸越1-15-13

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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