クラウドファンディング「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」を運営する株式会社CAMPFIREは、既存株主であるSBIグループをリードとし、RFIアドバイザーズ、Minerva Growth Partners、ギフティ、みずほ証券、みずほキャピタルを引受先とした第三者割当増資を実施し、総額10.6億円を調達したことを発表した。
これにより累計調達額は87.2億円となった。
「CAMPFIRE」は、2011年にサービスを開始したクラウドファンディング。ジャンルや規模を問わず挑戦可能で、掲載費用はかからず、プロジェクトが成立した場合のみ手数料がかかる仕組み。これまでに7万4,000件以上のプロジェクトを掲載し、支援者数は延べ920万人以上、累計流通金額は690億円に達している。
今回の資金調達は、クラウドファンディングの更なる利用拡大を目指した体制強化と事業提携を主な目的としており、より積極的に利用促進のための取り組みを進めるとしている。
調達先であるギフティ、みずほ証券との業務提携も実施し、ギフティとはプロジェクトのリターンとしてeGift systemとの連携、みずほ証券とは全国のみずほ証券法人営業ネットワーク、顧客基盤に対する、クラウドファンディングの活用事例の紹介などを行っていく予定。
今回の資金調達にあたり代表取締役の家入氏は「今後はアフターコロナに向けて、個人やスモールビジネスを行う方々にとってクラウドファンディングのハードルを下げるべく『より簡単に・より便利に・より身近に』をキーワードにプロダクトを進化させると同時に、地域やそれぞれの産業に深く根ざしたサポート体制を社内外のパートナーネットワークを活用し構築していきます」とコメントしている。
CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
https://camp-fire.jp/