大丸松坂屋百貨店は、同社が運営するファッションレンタルサービス「AnotherADdress(アナザーアドレス)」に新たにメンズラインを追加したことを発表した。
なお、メンズアイテムのレンタル開始は3月1日からだが、事前登録受付を開始している。
「AnotherADdress」は、大丸松坂屋百貨店が2021年3月21日に開始したファッションレンタルサービス。好きなアイテムが毎月1着まで月額5,500円でレンタルできるライトプランと毎月3着までレンタルできるスタンダートプランを提供している。月額料金には往復の送料やクリーニング代も含まれており、気に入ったアイテムは購入することも可能だ。
取り扱いブランドは百貨店らしく、「Maison Margiela」や「MARNI」などのラグジュアリーブランドをラインナップに揃えている。これまでレディースのみのラインナップだったが、今回新たにメンズラインを加え、取り扱いブランド数113から213まで一気に拡充した。
その内訳は、レディースが173ブランド、メンズ80がブランドとなっており、メンズの9割以上のブランドがメンズサブスクリプションサービスへの正規アイテム提供が初めてとなる。
大丸松坂屋百貨店はメンズラインの追加に関して、「男性のお客様はもちろん、近年急速に高まるジェンダーレスにファッションを楽しみたいという幅広いニーズに応えることで、今後もファッションの愉しさを『より自由に』『より多くの方に』提供していく」とコメントしている。
3月1日にはメンズラインの追加に加え、毎月5着までレンタルできるスタンダードプラスプランの追加も予定している。今後の目標としては、まず2023年度にメンズの有効会員数2,500人の獲得を目指し、2027度には全体で売上高約75億円、有効会員数4万5,000人を目指す。
AnotherADdress(アナザーアドレス)
https://www.anotheraddress.jp/