Kuradashi、初の常設店を「たまプラーザ テラス」に5月26日に出店

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ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を運営する株式会社クラダシは、初の常設店をたまプラーザ駅直結の商業施設「たまプラーザ テラス」に2023年5月26日にオープンする。

出店後のレポートはこちら。

「Kuradashi」は、フードロス削減を目指し、まだ食べられるにも関わらず捨てられてしまう可能性のある商品をお得な値段で販売するソーシャルグッドマーケット。
賞味期限間近、季節限定商品、パッケージ変更や少しの傷などを理由に、通常の流通ルートでは販売が困難な商品を協賛価格で買い取り、最大97%オフで会員に販売している。
オンラインをメインにサービスを展開している同サービスだが、2022年から様々な商業施設で期間限定のポップアップストアを展開しており、今回初の常設店のオープンとなる。

廃棄されてしまう恐れのあるメーカー品を1点単位でおトクに販売

常設店では、冷蔵・冷凍を含む食品をはじめ、ロスワインなどの酒類、一部産地直送の商品を販売するほか、食品同様にロスが問題になっている化粧品の販売も行う。冷蔵と産地直送品をリアル店舗で販売するのは今回が初めて。
Kuradashiのオンラインストアではケース単位などのまとめ売りが基本だが、常設店では1点単位での販売を実施するため、気になった商品を手に取りやすくなっているのもポイントだ。

常設店のコンセプトには「社会にいいこと、街にいいこと」を掲げ、「見る・知る・関わる」の3つのテーマに沿った仕掛けで、フードロス削減や社会貢献活動を日常に取り入れることができる店舗を目指している。
店内には、店舗におけるフードロス削減量や社会貢献度を可視化する仕組みやサステナブルな商品や企業の取り組みを紹介するコラボレーションブースを用意したほか、オンラインと同様に常設店でも購入金額の一部が社会貢献活動の支援に充てられる仕組みを用意。会計後に支援先を自由に選択できるようにしている。
ほかにも、フードロスやSDGsに関するイベントも開催される予定とのこと。

出店する「たまプラーザ テラス」を運営する東急モールズデベロップメントは、フードロスなどの社会課題の解決に向け、積極的にサステナビリティ活動を推進していることから、双方の取り組みや活動に共感。2022年11月のポップアップストアの出店を経て、常設店をオープンするに至った。


Kuradashi常設店舗概要
所在地:神奈川県横浜市青葉区美しが丘 1-1-2 「たまプラーザ テラス」GATE PLAZA1F
営業時間:10:00~20:00
アクセス:東急田園都市線たまプラーザ駅直結

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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