ZOZO NEXTとTSI、質感まで表現したバーチャル試着機能を実証実験

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ZOZO NEXTとTSIホールディングスは、TSIが展開するレディースブランド「STUMBLY(スタンブリー)」の公式オンラインストアにおいて、バーチャル試着機能の実証実験を2月16日から5月31日の期間限定で開始した。

今回の実証実験では、性別や身長、体重などを入力することで、利用者の体型が再現されたアバターで試着ができる機能を提供する。アイテムの質感や着用時のシワ・ドレープ感などを、実製品に近いイメージで表現しているのが特徴で、CLO Virtual Fashion社が提供する「CLO-SET」を採用し、実現している。

バーチャル試着機能は、「STUMBLY」のウェブサイトおよびアプリで利用することが可能。ただし、この機能が使えるのは2023年春夏アイテムの一部のみとなっており、16日時点で確認したところでは「Packable New Anorack Hoodie」や「Big Silhouette Pea Jacket」で確認できた。

利用する方法は、対象の商品ページの下部に「3D試着」ボタンが表示されるため、「年齢・性別・身長・体重」を入力した後に体型タイプを選択すると、入力した内容に沿ったアバターが表示される。入力は初回のみで、次回からは別の服の場合でもすぐにアバターが表示されるようになる。試着画面では、カラーやサイズの切り替えも可能になっている。

両社はこの実証実験を通じて、使い勝手やクオリティに関する顧客からのフィードバックや、CVR(購入率)、コストなどを検証していくとしている。


STUMBLY(スタンブリー)
https://www.huelemuseum.com/STUMBLY/

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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