クックパッドマートの生鮮宅配ボックス「マートステーション」の設置数が1,000カ所を突破

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クックパッドは、同社が展開する生鮮食品EC「クックパッドマート」において、商品受け取り用の生鮮宅配ボックス「マートステーション」の設置数が1,000カ所を突破したことを発表した。
サービス開始から約4年で、現在は一都三県でサービスを提供している。

クックパッドマートは、精肉店や鮮魚店などの専門店や地域の生産者が販売する“こだわり食材”を、1品から送料無料で注文できるサービス。
2018年9月にサービスを開始し、現在は約1万2千種類の商品を販売している。利用者の年代は、40代が最も多く36.9%、30代が26.8%、50代が24.6%と30代〜50代が大半を占めている。

クックパッドマートで購入した商品は、受け取りの際に駅やコンビニなどに設置されている無人の冷蔵庫「マートステーション」を利用することで1品から送料無料で受け取ることができる。
そのマートステーションの設置数が一都三県で1,000カ所を突破。主な設置場所は、マンション(30%)、コンビニエンスストア(25%)、コインランドリー(18%)、ドラッグストア(13%)、駅(6%)で、エリア内訳としては東京都が60.5%、神奈川県が30.4%、埼玉県が6.5%、千葉県が2.6%となっている。

同社が行ったアンケートによると、マートステーションを使う理由としては、「送料無料で受け取れるから」が64.8%、「自宅や勤務先が近いから」が61.9%、「好きなタイミングで受け取れるから」が50%、「家にいなくても受け取れるから」が24%だった。

「隠れ買い物困難者ゼロ」を目指した実証実験

クックパッドは、サービス価値向上の一環で特定エリアに集中した実証実験を行う。コンビニの一次商圏の目安が「徒歩10分以内に来店できる半径500m圏内」とされる中、「徒歩5分でアクセスできる半径250m圏内」にマートステーションを設置することで、「隠れ買い物困難者ゼロ」を目指した取り組みを行う。
第一弾として、東京都目黒区・品川区を中心とした武蔵小山・西小山エリアの半径6km圏内に100カ所マートステーションを設置するべく、様々な事業者との連携を進める。
また、東急東横線 学芸大学駅・都立大学駅周辺エリアをコアターゲットとし、ユーザーへのヒアリングや限定食材セットの販売、商品を手に取れるマルシェ、エリア内の保育園と連携した子育て割引などを実施する予定とのこと。


クックパッドマート
https://cookpad-mart.com/

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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