カンロは、同社が運営するオンラインストア「Kanro POCKeT(カンロポケット)」において、新マーケットプレイス型の考え方を取込み、他社商品やサービスの取り扱いを開始することを発表した。具体的な時期については未定。
「Kanro POCKeT」は、ブランドサイトとオンラインショップ機能を一体化させたオウンドメディア。“Sweeten the Future”というパーパスを掲げる同社が、「日常の生活のなかに、もっとSweetな時間をつくりたい」といった目的で運営するメディアとなる。
現状のオンラインストアは、収益性や顧客との関係性の構築の面でメリットがあるものの、集客力については課題があるという。そこで、同社が目指す世界観に親和性のある他社商品やサービスを扱うことで、集客力の改善を目指す。
取り扱う商品に関しては、カンロが親和性が高いと判断する企業と丁寧に検討していく方針で、すでに複数社と交渉が進んでいるという。
現在決定しているものとしては、東京・蔵前でものづくりをする雑貨ブランド「サルビア」の雑貨の販売を春頃から予定しており、同ブランドを主宰するデザイナー・セキユリヲさんとは2月8日から「KanroPOCKeT」限定で販売を開始した商品「Sweeten Style」のパッケージデザインを手がける関係性。
なお、「Kanro POCKeT」は春頃にその世界観を体現するポップアップストアを展開する予定しているとのこと。

創業110周年記念パッケージを展開する「Sweeten Style」
Kanro POCKeT(カンロポケット)
https://kanro.jp/