アスクル株式会社は4月14日、茨城で酒類販売事業を営む「昌利株式会社」を100%子会社の吸収合併することを発表した。
アスクルは最短当日配送を行う「LOHACO」において、酒類の取扱商品拡充を目的に昌利社の買収を行う。サービス開始以来、アルコール飲料の充実を求める声が多かったことから、それに応えるものだという。
昌利社はネット販売も手掛けており、「ザ・酒屋さん」を運営する企業。2013年8月期における昌利社の酒類販売事業の売上高は6億3300万円で、Amazonでの販売も行なっている。
宝くじ販売業なども手掛けるが、酒類販売事業以外の事業を別会社へ承継させた後に、アスクルが昌利社の発行済株式の全部を取得し、100%子会社化したうえで7月1日に吸収合併を行う予定。
酒類に関しては、Amazonが4月8日に直販を開始し、取扱い品数と利便性の強化を行なっている。