株式会社ガプスモバイルは4月2日、同社が運営する釣具フリマサイト「セルバイ」で、売りたい釣具をまとめて送るだけで、鑑定、写真撮影、出品手続きから落札後配送までをすべて行ってくれる「セルバイ出品代行サービス」を開始した。
不要になった商品を気軽に出品できるフリマサービス。スマホアプリなどの登場で、商品の出品はしやすくなったが、なんといっても最大の障害は商品が売れてからの発送業務だ。その煩わしさから出品をためらう人も多い。
まとめて送るだけですべての作業を代行
「セルバイ出品代行サービス」は、売りたい釣具をまとめて「セルバイ出品代行」へ送るだけで、その後の作業をすべて行ってくれるサービスだ。セルバイに送る際の送料はセルバイが負担する。
「使わなくなった釣具があるが相場感がわからない」といった人でも。気軽に釣具を売ることができる。セルバイはこのサービスにより、出品数が増え、さらに流通量が増えることでサービスの質を高めることを目指す。
出品代行サービスの手数料は合計で30%
「セルバイ出品代行サービス」の手数料は、出品代行手数料が販売価格の20%、サービス利用料が販売価格の10%で合計30%が発生する。ただし、落札価格が3,000円以下の場合は、すべて手数料となる。送料はセルバイが負担。
出品代行期間は最大で3ヶ月で、3ヶ月過ぎても商品が売れなかった場合は、返却もしくはセルバイ出品代行が一括購入する。
「セルバイ出品代行」に届いた商品は、釣具フリマサービスで最大の会員数を持つ「セルバイ」で販売する他、ヤフオク!などの他のプラットフォームに加えて、海外への出品及び販売を行うことで、落札率の最大化を目指す。
事前に行われた実証実験では中古買取店での査定金額の25%程度高く売れる事が証明され、さらに購入者からも、相場から2割程度安く買うことが出来たというアンケートでの声も得られているという。利用者同士のメリットがある事から本格的にサービス化に至った。
売りたい商品の値段を決めるのはなかなか難しいことだし、商品をキレイに撮影したり、発送業務を行ったりすることを苦手とする人も多いだろう。そういった意味でもフリマサービスにこういったサービスが登場することで、さらなる市場の拡大が期待できそうだ。
セルバイ出品代行サービス
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セルバイ
https://sellbuy.jp/