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東急ハンズ、絵画の大きさで価格が決まるECサイト「ART-Meter(アートメーター)」の運営を開始

株式会社東急ハンズは4月1日、株式会社カヤックが運営する絵画の測り売りをするCtoCマーケット「ART-Meter」を譲り受け、運営を開始したことを発表した。
art-meter
「ART-Meter(アートメーター)」は、画家が描いた一点モノの絵画を、プロ、アマチュアを問わず誰でも出品可能なサイトで、絵画の大きさで価格が決まる「測り売り」(1cm2=5円~)という仕組みにより、「気軽にインテリアとして楽しむアート」を提案し、販売するサービス。
サイト内で販売した絵画の面積に応じて上がる「画家レベル」とサイズによって価格を設定する独自のシステムが人気の一つで、出品者は画家レベルが上がることで、1cm2あたりの単価を上げて販売することができる。

出品料は無料、販売手数料は45%

出品料は無料で、商品が売れた場合に販売手数料として、作品売上代金の45%が発生する。発送方法は、画家から東急ハンズに納品し、東急ハンズから検品のうえ購入者に発送する仕組み。
現在の登録が価数は3000名以上で、これまでに2302万8744cm²の面積(畳1390.5枚分)の絵画を販売している。
東急ハンズでは2012年2月より運営を開始した「ハンズ・ギャラリー マーケット」において、個人の手づくり作品のアーティストに、ネットとリアルの両店舗で販売の場を提供している。
今回運営を開始した「ART-Meter(アートメーター)」に関しても、個人間の商取引だけにとどまらず、東急ハンズの店舗との連動イベントなどを通じて、多様化する購入者のニーズに合わせた様々な展開を目指す。
サイズで価格が決まる明瞭さと、実績のある作家であるほど単価が上がっていく仕組みなど、個人が自身の絵画の販売を挑戦する場として、面白い仕組みのサービスだ。ハンドメイド作品の販売で実績のある東急ハンズが運営を開始することで、利用者の拡大が期待できそうだ。

4月1日23時 訂正
当初販売手数料を55%と記載しておりましたが、正しくは45%でした。55%は画家報酬として支払われるパーセンテージです。

ART-Meter(アートメーター)
https://www.art-meter.com/

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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