NEWS

オンワード、自社ブランドのリユース品を販売する「オンワード・リユースパーク」を吉祥寺にオープン

株式会社オンワードホールディングスは3月28日、自社ブランドのリユース商品を販売する環境・社会貢献型店舗「オンワード・リユースパーク」を東京・吉祥寺にオープンした。
onward-reuse1
「オンワード・リユースパーク」は、「23区」や「組曲」「J.プレス」などのオンワードブランドのリユース商品をチャリティー価格で販売する店舗。収益はオンワードの「環境・社会貢献活動」に活用する方針で、業界初の取り組みとなる。
オンワードグループは、「この地球(ほし)を想う。この服をまとう。」をコンセプトに環境経営を推進しており、メーカーの責任として自社の商品を消費者から引き取り、リユース・リサイクルすることで衣料循環システムの構築を目指す「オンワード・グリーン・キャンペーン」を2009年からスタートしている。
不要になったオンワード樫山ブランドの衣料品を全国の百貨店やインターネットを通して引き取っており、5年間で約22万人によって約120万点の衣料が提供され、63%はリサイクル、37%はリユースで活用した。
同キャンペーンを5年(10シーズン)実施した節目を機に、この取り組みの輪を利用客とより深めていきたいという想いをこめて、「オンワード・リユースパーク」をオープンする。

JR吉祥寺駅近くにオープン

「オンワード・リユースパーク」は、緑が溢ふれ人と自然が共生する街であると同時に、個性的な生活文化の発信拠点でもある吉祥寺に出店する。JR吉祥寺駅に程近い路面店で、3つのフロアから構成され約380㎡の面積の店舗となる。
onward-reuse2
各フロアでは、1階レディス・キッズ、2階レディス、3階レディス・メンズ・雑貨のリユース商品を取り揃え、全てチャリティー価格で提供。商品を購入した人には、もれなく回収衣料から生まれたリサイクル軍手をプレゼントする。
店内のハンガー、椅子、レジカウンター、文房具などは高知県の間伐材を使用しているほか、古米を原料としたショッピングバッグを使用するなど環境に優しい店舗となっている。
「オンワード・リユースパーク」の収益は、「オンワード・グリーン・キャンペーン」の実施、環境配慮型商品の開発、森林保全活動の推進などに活用される。
同店舗では、「オンワード・グリーン・キャンペーン」を始めとするオンワードグループの様々な環境・社会貢献活動をダイレクトに伝える場として、また、がショッピングを楽しみながら、この地球(ほし)の未来に貢献できる場として、末永く愛される店舗を目指す。


オンワード・リユースパーク
https://onward-reusepark.jp/

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

You may also like

Comments are closed.