フリマアプリ「メルカリ」を展開する株式会社メルカリは3月31日、第三者割当増資によりグローバル・ブレイン、グロービス・キャピタル・パートナーズ、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ(ITV)、GMOベンチャーパートナーズ等より14.5億円を調達したことを発表した。
これにあわせて、小泉文明(元ミクシィ取締役)が取締役に、高宮慎一(グロービス・キャピタル・パートナーズ)が社外取締役に就任する。
また、アメリカ子会社を設立し、取締役である石塚亮(元Rock You, Inc.創業者)が赴任。早期のアメリカでのアプリリリースを目指す。
フリマアプリ「メルカリ」は、不要になった商品などを個人間で売買できるサービス。2013年7月にサービスをリリースし、8ヶ月が経過している。
iPhoneとAndroidにそれぞれアプリを提供しており、アプリのダウンロード数は150万を突破。現在は1日の出品数が数万件、流通総額は月間数億となり、日本最大級のフリマアプリとして成長している。
メルカリは今回の調達により、国内における開発体制、PR、カスタマーサポートの強化、そしてアメリカ事業の立ち上げを行う。