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「俺のフレンチ」に並ばなくてよくなる?リクルートが「Airウェイト」の実証実験を開始

株式会社リクルートライフスタイルは、店頭での順番待ち緩和サービス「Airウェイト」を俺の株式会社が運営する行列必須の人気レストラン「俺のフレンチ GINZA」で3月末から実証実験を開始することを発表した。
このサービスの導入により、行列に並ばずに人気店の食事を楽しめるようになるかもしれない。
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「Airウェイト」は、来店受付から番号券の発券、入店までの案内をタブレット端末で一括管理できるサービス。来店客は発券された番号券のQRコードをスマートフォンで読み取ることで、順番待ち状況や、順番が近づいた際の呼び出しをメールで受取ることができるようになる。
これにより、行列に並ばず、待ち時間を有効に活用することができる。
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呼び出しメールも「Airウェイト」から

「Airウェイト」は、タブレット端末に「Airウェイト」アプリをインストールしプリンターと接続することで導入できるサービス。
混雑状況をデータ化し、タブレット端末で一括管理することで、店員1人が来店受付から店舗への案内までを行うことができる。
来訪客を1組単位、または最大5組まで登録できるブロック単位で管理することが可能で、来店客の名前と人数の登録や、「待ち中」「案内済み」「取消」といったステータスの管理、順番待ちの来訪客への一斉に呼び出しメールを送信などを行うことができる。
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行列必須の超人気店「俺のフレンチ GINZA」で実証実験

今回、導入される「俺のフレンチ GINZA」は、高級フランス料理を低価格で気軽に楽しめることをコンセプトにした人気店。予約不要の立ち飲み席を主体としており、当日席を求めた来店客により、特に週末には店頭での行列整理が課題となっていた。
リクルートライフスタイルは、まずは「俺のフレンチ GINZA」に「Airウェイト」を導入し、 人気飲食店での長時間待ちによる課題を解消し、顧客満足度の向上を目指す。
将来的には無料POSレジサービス「Airレジ」、リクルートポイントのポイントアプリ「Airウォレット」との連動も視野にいれており、店舗の集客や業務のサポートを多角的に行なっていくとのことだ。
人気店に行きたくても、行列に並ぶのはちょっと避けたい・・・といった人は結構多いのではないだろうか。リクルートライフスタイルが全国の男女1万人に対して行ったインターネットアンケート調査によると、「行列している飲食店で待てる時間」は全体の60%が30分未満と回答しているようだ。超人気店ともなれば1時間を超えてしまうケースもあるので、行列ができる人気店を避けている人も多いのではないだろうか。
「Airウェイト」によって、行列に並ばずに待てるようになれば、かなり快適になるのは間違いないだろう。飲食店だけでなく、様々な待ち時間が発生するサービスでも活用できるサービスになりそうだ。
まずは実証実験とのことだが、期待したいサービスだ。


Airウェイト
https://airwait.jp/doc/howto/

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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