土屋鞄プロデュースのガラス器専門店「TSUCHI-YA 浅草合羽橋本店」をオープン

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ハリズリーグループの株式会社土屋鞄製造所は、同社がプロデュースするガラス器の専門店「TSUCHI-YA(つちや) 浅草合羽橋本店」を8月18日にオープンすることを発表した。
事業は同グループで「室町硝子工芸」を運営していた株式会社一創が担う。

約1000点のガラス器を展示販売

「TSUCHI-YA」は、グラスを中心とするガラス器と工芸の専門店。伝統工芸士の切子職人や国内外で活躍するガラス作家ら35人以上による、現代のライフスタイルと日常になじむデザインのガラス器とガラス工芸を展開する。
店内では、水やお茶を飲むのにふさわしい透明のガラスのコップを中心に、ワイングラスやロックグラスなどの酒器、カラフェ(水差し)など約1000点(税込2,500円~30万円程度)を取り揃え、花器や照明などのインテリアアクセサリーも展開する予定。


 
同店舗は、土屋鞄製造所がプロデュースし、同グループの一創が運営を行う。同社は、切子専門店「室町硝子工芸」を2020年5月から運営し、2022年5月に閉店している。
「室町硝子工芸」では30代後半から80代の富裕層がターゲットとなっていたが、「TSUCHI-YA」では、20代から50代の“丁寧な暮らしをしたい人”や“インバウンド観光客”を主な購入者として想定しており、日常使いができる商品を提案していく。

2階では鮮やかな色の江戸切子や、輝きを放つ精巧なカットの透きガラスを展示

 
土屋鞄製造所 代表取締役社長の土屋成範氏は同店舗のオープンにあたり「私たちは、つかい手も、つくり手も、豊かにすることを忘れてはいけないと思っています。また、お客さま一人一人の『自分らしい生活』に応え続けるためには、つくり手の多様性を応援していく必要もあります。ものづくりに関心の高いお客さまには、そんなTSUCHI-YAのクリエイティビティやプロダクトに、きっと共感していただけると信じています」とコメントしている。

今後は、9月下旬ごろにオンラインストアのオープンを予定しているほか、入手が難しい作家の商品の「予約販売」や、日本の作家と作品を海外へ紹介していく販路開拓や海外の硝子サプライヤーとの共同開発なども計画していく予定。


TSUCHI-YA(つちや)
https://tsuchi-ya.jp/

イイヅカ アキラ
ST編集長。Web制作会社にデザイナー、ディレクターとして従事後、フリーを経て、現在は株式会社プレイドに所属。

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